【~培養実験~】
準備
培地
実験当日、シャーレを150℃加熱乾燥滅菌。
クラドスポリウム属培養に適した栄養分に調整した寒天を加熱溶解滅菌。シャーレに満たして密封冷却。クラドスポリウム(通称、黒カビ)
種 不明(多分、Cladosporium cladosporioides。和名なし。)
あらかじめ食パンに自然発生させたものを数回、食パンに移植して培養、こすり落として滅菌水中に解き、ガラス製の噴霧器に入れた。噴霧器はあらかじめ加熱滅菌処理。
実験
紫外線ランプを消灯した状態で、4.を紫外線殺菌箱の吸気口より吹き込み、その排気口から約5cmのところで培地に紫外線殺菌箱からの排気を約5秒間当てて、ふたを閉める。
5日間培養、結果は写真1である。設計通り、空気の流通がよく殺菌効果がないことを確認し、同じ機体で、今度は紫外線ランプを点灯し、4.を紫外線殺菌箱の吸気口より吹き込み、その排気口から約5cmのところで培地に紫外線殺菌箱からの排気を約5秒間当てて、シャーレのふたを閉める。
5日間培養、結果は写真2の通り繁殖を防ぐことが確認できた。